先日、川エビ2匹が抱卵しました。
ここ半年なかったことです。
このところ、水を交換せずろ過するのみとしていたので、環境が安定していたからかもしれません。
川エビの卵がかえるまで
川エビは、卵がかえるまでお腹に卵を抱えたままでいるそうです。
しかもメダカと違って自ら産んだ子供を食べてしまうことはありません。
賢いですね。
一方、メダカは自分が産んだ卵でも食べてしまいます。
メダカは自然界ではあちこち移動するため、自ら生んだ卵からは遠ざかることが多かったので、自分の卵かどうか区別する能力を必要しなかったらしいです。
ただし川エビも自分の子でない小エビは食べてしまいます。
なので、抱卵した川エビ2匹をそれぞれ別々の水槽(2リットルのペットボトルを半分に切ったもの)に移動し、子供がある程度育つまで様子を見ることにしました。
今、卵の色は茶色ですが、卵が成長するにつれて徐々に透明になっていくそうです。
また
それから、川エビの子は卵からかえった時点で大人と同じ形をしているそうですね。
抱卵した母エビはそれぞれ別の水槽に移し替えた。その方法
川エビの子供がメダカや他の川エビに食べられないように、別の水槽に移動しました。
移動した際、元の水槽の水をそのまま移し替えています。
新しい水の水槽だと、川エビに大きな負荷をかけてしまうからです。
元の水槽の水は減ってしまいましたが、足りなくなった分は毎日少しずつ新しい水(メダカを捕獲した川から汲んできた水)を足していくことにしました。
なるべく水槽の環境に影響を与えないように、新しく入れる水は水槽の近くに1日置いて温度を同程度にしてから入れることにしました。
以前、同じ川の水だから大丈夫だろうと新しい水で一気に入れ替えたところ、数匹の川エビとメダカを死なせてしまいました。
その反省から、水の入れ替えには十分に気を使っています。
突如川エビが抱卵した原因は?
しかし、なぜ突然2匹の川エビが胞胚したのか?
このところ交換する水の量を1日5%程度までに抑えたり、元の水をろ過してそのまま入れるなど、なるべく環境が安定するように注意していたためかもしれませんが、一番の原因は餌を産卵用に変えたからだろうと思います。
産卵用といってもメダカの餌です。
それが川エビにも効果があったようなんです。
メダカの方は、今のところ抱卵した気配はありません。
川エビの抱卵は、それまで使っていたエサ(ヒカリ (Hikari) メダカのエサ 徳用 150g)から、「産卵用(ジェックス めだか用フード メダカ元気 産卵・育成用フード 100g)」に変えた途端でした。
それだけエサって影響が大きいものなんですね。
産卵用エサのデメリット
ただし、この産卵用エサは比重が重く、すぐ水底に沈んでしまいます。
水底の餌にメダカがあまり食いつかないため貯まってしまうからか、急激に水カビが増えてきました。
今では水カビのために相当水が白く濁っています。
調べたところ、水カビは特に生体に影響を与えないそうなんですが、もしもメダカに傷ができた場合、メダカの体内に水カビが入り、水カビ病という病気になってしまうそうです。
水カビを除去するには、水を入れ替えたり、水槽を洗うと良いらしいんですが、環境が大きく変わってしまうリスクを避けたいのであまりしたくありません。
水カビの除去方法は考え中
特に今は冬でメダカが弱りやすいので、環境に大きな影響を与えることなく水カビを除去したいところです。
試しにキッチンペーパーなどで水をろ過して戻す作業を繰り返してみましたが、あまり効果はみられませんでした。
次の日になると再び水カビが増殖しています。
今のところ悩み中です。
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終りに:今度はメダカを抱卵させたい
初の川エビの抱卵にテンションが上がりました。
このところ数が減るばかりだったので嬉しい限りです。
というわけで、メダカの産卵用エサは川エビにも有効かもという話でした。
水カビの除去方法については、引き続き研究していきます。