暴風雨や地震に強い屋根材は?【主な4種の屋根材とその特徴】

令和元年の9月上旬に発生した台風15号は、主に千葉県で停電や屋根などの家屋損壊被害をもたらしました。

さらに、屋根が吹っ飛ばされて野ざらしになった屋内に雨が降り込み、カビや電気配線のショート、それによる火災など二次三次被害も発生、大変な被害を与えています。

住宅の一部損壊は6300棟を超え、まだ損壊棟数の報告のない自治体もあり、被害はさらに拡大しそうです。

ところで、ニュースの映像を見て気づいた方もいるかもしれませんが、暴風で飛ばされた屋根のほとんどが瓦屋根でした。

台風15ぐによる屋根の損壊
※画像は日経新聞のサイトから引用

瓦屋根と言えば、粘土系(粘土を焼いて仕上げた瓦)やセメント系がありますが、いずれも風邪の抵抗を受けやすいため、飛ばされやすい屋根材と言えます。

この記事では、屋根材の比較と、暴風や地震に強い屋根材を紹介します。

住宅被害6300棟 停電なお3.7万戸

主な4種類の屋根材とその特徴

スレート系

粘板岩を薄い板状に加工した屋根材。

現在、最も普及している屋根材です。

軽く、耐震性は良い。ただし、暴風雨にはやや弱く、隙間から雨水が入り込みやすい

それがもとで10~20年経過すると、カビやコケが発生します。

また、断熱性が低いので夏は暑く、冬は寒くなりがちです。断熱材で補う必要があります。

金属系(主にガルバリウム鋼板)

ガルバリウム鋼板が一般的ですが、他にアルミ、ステンレス、チタニウムなど色々あります。

非常に軽く、家屋への負担が軽いので耐震性は高いと言えます。

また、金属のため腐食やカビも発生しにくいので、耐久性も高いです。

高低差や隙間なく敷き詰められるので暴風雨に強いです。

一方で、素材と下地に空気の層を作り、熱を逃がすので、遮熱効果は優れています。

粘土系


粘土を焼いて仕上げた瓦の屋根材です。

スレート系に続き、普及している屋根材です。

耐久性はありますが、非常に重く、家屋に負担がかかるため、耐震性は低く、大きな地震の際には崩れる可能性があります。

暴風でズレやすいため、暴風雨に弱く、隙間から雨水が入り込みます

ただ、耐熱性に優れており、特に夏は涼しく過ごせます。

セメント系

見た目は粘度系の屋根に似た瓦型ですが、瓦よりも安価です。

耐久性では最も劣り、10年程度で塗装がはがれはじめ、ひび割れが出てきます

頑丈で重いため、家屋に負担がかかり、耐震性は弱いといえます。

一方で耐熱性は高く、夏場は涼しく過ごせます。

防風に強い屋根材は?

高低差なく敷き詰められ、腐食にも強いガルバリウム鋼板製が最も優れています

地震に強い屋根材は?

軽量なガルバリウム鋼板が最も優れています

次に軽いスレート系屋根と比べても3分の1の軽さです。

価格的に安い屋根材は?

スレート系屋根が最も安いですが、耐久性が弱いため、長期的にはガルバリウム鋼板屋根がコスパ的に優れていると言えます。

総合的におすすめの屋根材は?

以上をまとめると、総合的に優れている屋根材は金属系(ガルバリウム鋼板)の屋根材と言えます。

終りに:屋根の張替え時期であればガルバリウム鋼板への張替えをおすすめします

現在、セメント系や粘度計の瓦屋根を使用している場合、暴風対策として屋根の隙間をコーキングなどで埋める対策はよくありません

元々、雨水が瓦の隙間を通って下に落ちるようになっているからです。

コーキング材で隙間を埋めてしまうと、雨水がコーキング材の隙間から入り込み、その雨水は下に落ちることができなくなってしまったために、逆に雨漏りの原因となってしまいます

それに、雨漏りの原因となっている個所を見つけるのも難しくなってしまいます。

瓦屋根の補修をするよりも、ガルバリウム屋根材への張替えをお勧めします

特に、2階(以上)の屋根は損壊した場合に、自力で補修するのが難しいので、予算的に厳しい場合は2階の屋根から張り替えることをお勧めします。

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