強風でも壊れにくい!「折りたたみ傘」のおすすめ3つ

今年は台風が多かったですね。台風であれば天気予報をみて傘を準備できますが、都市部では突発的に発生するゲリラ豪雨の被害も増えてきています。

[box color=”blue” title=”都市部のゲリラ豪雨の原因はビル風?”]
舗装されたアスファルトで温められた空気や、南から入ってくる湿った風が都心の高層ビル群にぶつかり上昇気流を起こすことが局地的なゲリラ豪雨の原因として考えられています。
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折りたたみ傘を準備していても、都市部のゲリラ豪雨の場合、雨と共に強いビル風が吹き込むことも多く、強度の弱い傘だとすぐ壊れてしまいがちです。

そこでこの記事では、携帯しやすく丈夫な折り畳み傘を紹介します。

素材はもちろん、最近では構造にも工夫がされている傘も開発されているので、チェックしてみて下さい。

傘の耐久性は素材や骨組みの構造、広げた時の大きさ、その他作りの丁寧さなどにより決まってきます。まずは素材についてチェックしましょう。

耐久性の高い折りたたみ傘を選ぶポイント4つ

強風でも壊れにくい折りたたみ傘選びのポイント1:柄の素材

傘の柄の素材には金属製とファイバー製(合成繊維)が一般的です。

金属 ステンレス、アルミニウム
合成繊維 グラスファイバー、カーボンファイバー

各素材の特徴は以下の通り。

  • ステンレスは丈夫ですが、重いです。
  • アルミニウムは軽いですが、耐久性の面ではその他の素材に劣ります。ただし、一部強度をアップしたスーパーストロングアルミニウムを採用し、軽さと強度を兼ね備えた折りたたみ傘もあります。
  • グラスファイバーは丈夫なうえ軽いです。加工もしやすく製造コストを抑えられるため、現在最も普及しています。
  • カーボンファイバーはテニスのラケットなどにも使われている素材で、最も丈夫で軽い素材です。
    ただし、加工しづらいため価格ではグラスファイバーよりも高くなります。

※最も耐久性があり軽いのはカーボンファイバーですが、カーボンファイバーにはドライ製法ウェット製法の2種の製法があり、このうちグラスファイバーよりはっきり耐久性があると言えるのはドライ製法で作られたもの

ドライ製法は時間も手間がかかる製法なので、その分価格は高くなります。

一般的に販売されているカーボンファイバー製の傘には、この製法についての表記が無いため、本当にグラスファイバー製の傘よりも耐久性があるか曖昧です。

ならば、より安価なグラスファイバー製を選んだ方がコスパ的にいいように思います。

また、傘の中棒は金属製で、親骨・受け骨の素材はファイバー製の折りたたみ傘も多いです。

傘の構造

強風でも壊れにくい折りたたみ傘選びのポイント2:親骨の本数

傘の親骨の本数は、一般的により多い方が耐久性が高いと言われています。

8本が主流ですが、中には10本のものもあります。

ただし構造が複雑になる分、重くなり価格も高くなります。

強風でも壊れにくい折りたたみ傘選びのポイント3:構造

傘を開いたときのサイズが大きいものは体が雨に濡れるのを防いでくれるものの、風を多く受けることになるので、壊れにくさの面では分が悪くなります。

ただし、下からの風を逃がしてくれる生地と生地の貼り合わせ部分に隙間を設けた構造(ダブルキャノピー式)の傘もあります。

強風でも壊れにくい折りたたみ傘選びのポイント4:価格

いくら耐久性が高いと言ってもそこは折りたたみ傘。

風速20メートル以上の風(台風並み)を受ければ多少なりともダメージを受けてしまいます。

であればなるべく価格の低いものがいいですよね。

あくまでゲリラ豪雨のような突発的な雨対策として携帯するものと考えてください。

天気予報で台風が来ると分かっている場合は、折り畳みでない普通の傘を持って出かけることをおすすめします。

おすすめの折りたたみ傘3つ

上記の基準で選んだものは?

おすすめは以下の3つです。

素材、構造、価格の面でベストと思われるものを選びました。

トーツ (totes)自動開閉 折り畳み傘

  • 米国のレイングッズのシェアNo.1を誇る「totes (トーツ)」製の折りたたみ傘。
  • 風速112km/時にも耐えられるよう設計されており、平均的な傘の1.5倍以上の強度をもっています。
  • 親骨は8本ですが、スーパーストロングアルミニウムという素材を使用することで、強度とともに軽さも兼ね備え、扱いやすい重さになっています。
  • 人間工学に基いてデザインされたグリップは握りやすく、滑りにくい工夫が施されています。持っていて軽く感じます。
  • 見た目もスタリッシュでスマート。自動開閉式なので片手で簡単に操作できます。
  • 普段着の時だけでなく、スーツでも持てるシンプルなお色と柄なので、ビジネスマンにもおすすめです。

BEAMS LIGHTS pentagon79折畳傘

  • 業界最軽量クラスの79グラム
    80グラム以下の傘を開発するということを目標に設定し、使用するパーツをゼロから見直しました。傘生地はストッキングに使われている糸と同じ太さの15デニールで織りあげ、傘骨は軽くて丈夫なカーボンファイバーとアルミニウムを組み合わせたフレームにすることで軽量化しました。
  • 軽くても丈夫
    今までの傘は軽量化をすれば強度が下がり、丈夫にすると重くなってしまいます。
    ペンタゴン79は軽いだけでなく、強度や耐久性も備えています。
    耐風テストを繰り返し行い、風速15m/sまで耐えられる丈夫なフレーム構造になっています。※動画参照
  • ナノテク強力撥水持続加工 Easy-Dry
    強力撥水が長もちするコーティングが施されています。撥水剤をナノクラスの細かい微粒子に改良することで、繊維の奥深くまで撥水コーティングが浸透し剥離しにくくなっています。

珍宝庵(Treasure House) ワンタッチ折りたたみ傘(10本骨)

  • ワンタッチ自動開閉:ハンドル部に付いているボタンを押すとワンタッチで自動開閉ができます。
    荷物が多い時や急いで傘を開きたい時などに片手で操作ができて非常に便利です。
  • 超撥水加工:高密度、超撥水のポンジーポリエステル布地で作られており、豪雨の中でも、体が濡れることはありません。
    雨が上がった後も軽く振るだけでほとんどの雨粒が振り払えます。
  • 日傘としても使える:紫外線をカットしてくれるので、日傘としても使用できます。
    晴れの日、雨の日、通勤通学、車の乗り降り等、様々な場面で対応できる睛雨兼用の傘です。
    傘の裏側生地に特殊コーティングを施しており、UVカット率も、遮光率も99%以上です。
  • 耐久性に優れた10本骨:傘骨で最も折れやすい親骨にはグラスファイバーを採用。
    傘骨が風に煽られて曲がっても、その弾力性で折れる事なく元に戻ります。
    ただし、絶対に折れない訳ではありません。ある一定の極限まで曲げると折れてしまいますので、なるべく丁寧に扱ってください。​
  • 圧倒的な大きさ:傘面の曲面長さが118cm、開く直径が約103cm、2人でも余裕がある程の大きさで、体や荷物を雨に濡らすことがなくとっても快適です。
    雨風から体やバッグをしっかり守ってくれますので、実用性が抜きんでています。
    ただし上の2つと比較して重さはあります。
  • 専用高級革製ケースが付属:傘が濡れてしまっても専用のPU革製ケースに収納すればバッグに入れて置けます。

スペック一覧表

商品名 トーツ (totes)自動開閉 折り畳み傘 BEAMS LIGHTS pentagon79折畳傘 Treasure House ワンタッチ折りたたみ傘(10本骨)
素材 スーパーストロングアルミニウム カーボンファイバー グラスファイバー、一部アルミ合金
中棒はステンレス
親骨の数 8本 5本 10本
重さ 350g
※缶ビールくらいの重さ
79g
※業界最軽量クラス
581g
※ヤングジャンプくらいの重さ
開いたときのサイズ 96cm 83cm 118cm
※大人二人が入れる大きさ
ワンタッチ開閉 あり なし あり

終りに

というわけで、突発的ゲリラ豪雨にあっても安心な折りたたみ傘の紹介でした。

また、新技術を使った耐久性の高い傘を見つけたら紹介します。


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