2024年も庭の雑草対策に取り組みました。
年々試行錯誤を重ねることで効果が見えてきた部分もありますが、課題も残りました。
ここでは、2024年の取り組みを振り返りつつ、得られた知見や反省点をまとめます。
防草シートの効果と課題
防草シートで草刈りが楽に
2023年に敷いた防草シートが大きな効果を発揮し、2024年は草刈りの負担がだいぶ軽減されました。
見栄えの良さには欠けますが、草刈りが楽になるなら問題ありません。
高級な不織布製のシートならば機能も見た目も向上するかもしれませんが、費用とのバランスを考えると現状で満足しています。
防草シートと地面の凸凹問題
防草シートを敷いたことで草刈りは楽になったものの、時間が経つにつれシートの下の地面の凸凹が目立つようになってきました。
特に、シートの上を頻繁に歩くと地面が踏み固められ、歩きにくい箇所が増えていきました。
このため、一度防草シートを剥がして地面を平らにならす作業を行いましたが、これがなかなか大変でした。作業の流れは以下の通りです。
- 防草シートをはがす
- スコップで凸凹部分を中心に全体を掘り返す
- ガーデンレーキで表面を均す
- 踏んでみて柔らかい部分を確認し、さらに土を上乗せ
- この工程を繰り返して全体を平らに整地する
防草シートを敷く前に地面を均しておけば良かったかと思いましたが、当時は太い根を持つ雑草がびっしり生えていたため、雑草を除去しながら整地するのはさらに手間がかかったでしょう。
そのため、まず雑草が枯れるのを待ってから整地するほうが、結果的には効率的だったと感じました。
アブラムシとの戦い
2024年もアブラムシが大量発生し、特に梅の木とハナモモが深刻な被害を受けました。
ニームオイルを使って対策を試みましたが、効果を感じることはできませんでした。
増殖が進んでしまうと、ほぼ手の施しようがなくなることを痛感しました。
カラスノエンドウが原因?
地面に生えていたカラスノエンドウがアブラムシを引き寄せた可能性があります。
かわいらしい花を理由に放置していたことが裏目に出ました。
2025年は早めにカラスノエンドウを刈り取る計画です。
ジャガイモとつる草の影響
2024年の夏にはジャガイモやサツマイモ、カボチャを植えましたが、これらのつる草が生い茂り、草刈りが難しくなりました。
特にジャガイモの葉が日差しの強さで繁茂し、庭全体が覆われる事態に。
今後の改善策
来年は、つる草が一定の長さに達したら定期的にカットし、庭全体が管理しやすい状態を維持することを心がけます。
笹との根気勝負
笹は2024年も例年通りの量が生えてきました。
目に付いたら刈るという対応を続けましたが、地下茎が残っているため根絶は難しい状況です。
春と秋に数えたところ、2024年は約2000か所の笹を刈りました。これは2023年とほぼ同量でした。
2025年も同じ対応を継続
引き続き刈り続け、地下茎を弱らせることを目指します。
根絶には至らなくとも、目立たなくなる程度には維持していきます。
ウッドチッパーの活躍
2024年に購入したRYOBI製のウッドチッパーが庭仕事の救世主となりました。
これまで枝を短く切ってゴミ袋に詰める手間がかかっていましたが、チッパーを使うことで枝を細かく砕き、そのまま庭で再利用することができました。
買ってよかったポイント
- 効率的な処理:直径3cm程度までの枝をチップ化可能。
- 経済的:比較的安価な価格に対し、枝処理の作業量の軽減効果は十分。
- エコな再利用:チップを庭に撒いて活用も。
もっと早く購入していれば、2023年に苦労したヒノキの伐採や金木犀の剪定も楽になったでしょう。
まとめと今後の対策
2024年は、防草シートやウッドチッパーの効果を感じる一方で、アブラムシ対策やつる草の管理には課題が残りました。
2025年に向けて、次のような対策を計画しています。
- カラスノエンドウの早期刈り取り:アブラムシの発生を抑える。
- つる草の定期的なカット:庭全体を管理しやすく保つ。
- 笹の定期刈り取りの継続:長期的な根絶を目指す。
DIYの知識を活かしつつ、引き続き庭の管理に取り組んでいきます。
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