【寒い冬でもあったか】はんてん選びのポイント & 中綿のふっくら感をキープするメンテナンス方法は?

今年の冬は例年になく寒いですね。

寒い冬におすすめなのが暖かいはんてん

特に風呂上がりなどは、はんてんを着ていると湯冷めせずにすみます。

今回は、はんてんを選ぶポイントと、はんてんのメンテナンス方法、それから、おすすめのはんてんを紹介します。

お子さん向けもありますよ。

プレゼントにおすすめです!

はんてんを選ぶポイント

一口にはんてんといっても、袖あり・袖なし、中わた木綿のものやポリエステルのもの、ポリエステルと木綿の混合タイプとあります。

一番のオススメは、袖ありで中わたが木綿(70%以上)とポリエステルの混合タイプです。

わたが潰れても元に戻る木綿わたのメリットと、耐久性の高いポリエステルのメリットが組み合わされて、暖かいうえにメンテナンスもしやすくなっています。

木綿わたのメリット

木綿わたは吸湿性・保温性に優れ、復元力がある

木綿の繊維は、天然のよじれをもっているため、日干しをすることで中に含んだ湿気を外に放出し、再びふっくらとした状態に回復する力をもっています。

これを「かさ高性」と言うそうですが、このかさ高性があらゆる繊維の中でも最も優れているそうです。

木綿以外のポリエステルや羊毛、羽毛といった繊維は、一旦ヘタってしまうと日干ししてもかさ高く回復しません。

木綿の中わたはなぜ暖かいのか?

木綿わたは、人体から出る僅かな湿気や、空気中の水分を繊維のなかに保ちます。

それが体温で暖められることによって暖かくなります。

また、綿繊維は天然の撚(よ)りがあるため空気の隙間ができ、たくさんの空気をふっくらと含むので、熱が放出されにくくなり暖かさを保つことができます。

意外!夏でも快適に着れるはんてん

意外なことに木綿のはんてんは夏でも涼しく着ることができます。

なぜかというと、木綿は吸湿性が非常に高いので、はんてんの内側と外側に温度差ができると、内側の水分を吸って外側に放出しようとします。

その際に気化熱を奪うため、全体の温度が下がって涼しくなるんです。

木綿わたのデメリット

木綿わたのデメリットとしては、吸湿性が良すぎるために、時々天日干しをする必要があることです。

そうしないとダニの発生につながり、また、ふかふかの肌触りと暖かさをキープすることができなくなってしまいます。

しかし、乾燥した冬ならば基本的に湿気を多く保つことはないので、シーズン後に洗濯すればOKです。

洗濯して天日干しすれば、再度ふっくらとした状態に戻ります。

ポリエステルわたのメリット

ポリエステルのわたは、虫に食われにくく耐久性が高いので、洗濯などのメンテナンスがしやすいメリットがあります。

また、多少湿気を含んでもペタッとなりにいため、木綿わたと組み合わせるとずっと着ていてもふっくらとした温かさをキープできます。

ポリエステルわたのデメリット

かさ高性がなく、一旦ヘタってしまうと日干ししても回復しません。

なんだか買った時と比べてペタッとしてきて元に戻らないなぁ、といったはんてんはポリエステル100%のものかもしれません。

洗濯表示のタグを確認してみて下さい。


おすすめのはんてん

先ほども書きましたが、おすすめは袖あり中わたが木綿70%以上のものです。

以下のはんてんは、どれも袖ありで中わたが綿70%以上あり、日本製のおすすめのはんてんです。

お子さん向けおすすめはんてん

大人向けおすすめはんてん

女性向け

男性向け

楽天 はんてん・還暦祝い・久留米袢纏・半纏・ちゃんちゃんこ・丹前・どてら日本製

高級はんてん


はんてんのメンテナンス方法

はんてんの洗濯の仕方

はんてんは自宅で水洗いできます。

はんてんを長持ちさせ、ふかふかの肌触りと暖かさをキープするための洗濯方法を紹介します。

洗濯しないままでいると、ダニの発生につながり虫食いだらけになってしまうので、少なくともシーズンオフになったら必ず洗濯してください。

自宅で洗濯すれば高額なクリーニング代もかからず、強力な全自動洗濯機で中綿がちぎれてしまうこともなく、安全に洗濯できますよ。

  1. タライ等にいれて軽く押し洗いしてください。
    [box type=”kakomi” color=”black” title=”洗う際の注意点” icon=”fas fa-check-circle”]
    ボックスの中身洗剤は中性洗剤を使用してください。漂白剤は厳禁です。[/box]
  2. 水を切って洗濯ネットに入れます。
  3. 洗濯機で脱水してください。
    脱水時間は短めに設定ください。[box type=”kakomi” color=”black” title=”脱水する際の注意点” icon=”fas fa-check-circle”]乾燥機や温風等の機械的な熱は絶対に使用しないでください。中の綿がちぎれてしまいます。[/box]
  4. 干す際は綿のかたよりができないように形を整えて厚みのあるハンガーにかけてください。
    ハンガーにかけずに平置きで乾かすのもおすすめです。表がある程度乾いたら裏返して乾かすと、ふっくらと早く乾きます。
    [box type=”kakomi” color=”black” title=”干す際の注意点” icon=”fas fa-check-circle”]ふっくら感がなくなってきたら、天日干ししてみてください。干すことによって、伸びきってしまった綿繊維が縮み、綿に空気の層をつくります。 これにより、ふっくら感が復活します。ハンガー等にかけて干す場合は、厚みがあるハンガーを使用してください。細いものだと綿のかたよりや型崩れの原因となりってしまいます。[/box]


終りに:家族へのプレゼントに!

というわけで、一度着ると手放せない暖かいはんてん選びのポイントと、ふっくらをキープするメンテナンス方法について紹介しました。

風邪をひかないよう、お子さんやお爺さんお婆さんにプレゼントしてはいかがでしょうか。

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