実は20年くらい床屋に行ってません。
というのも、床屋に行くのが億劫(おっくう)なのと、髪が剛毛でパツンパツンのため、床屋でカットしてもらうと河童みたいな仕上がりになることが多かったんです。
それで床屋に行った後に自分で気になる部分をカットしていました。
そんなわけで、いつしか髪が伸びたらセルフカットで済ますようになりました。
慣れないうちは、だいぶ不自然な仕上がりだったと思いますが、だんだん慣れて上達してきました。
この記事では私のセルフカットのやり方を紹介します。
セルフカットで用意するもの
用意するのは以下の4つくらいです。
髪すきバサミ | 市販のセルフカットセットは カットはさみと髪すきバサミ(セニングシザー)のペアのものが多いですが、私は基本的に髪すきバサミしか使いません。 カットはさみで切ると真っすぐに切り揃ってしまい素人もろバレなので、最後に切り残しをカットするくらいでしか使いません。 プロ用の高級ハサミを買う必要はありませんが、安物だとすぐに切れ味が悪くなったり、髪をはさみ込んで痛い思いをするので、なるべく良い鋏を使うことをおすすめします。 ↓私の使っている散髪セット。おすすめです。 |
卓上鏡 | 卓上タイプの鏡を使っています。 手で位置を動かせるものがいいですね。 手鏡もあると便利かもしれません。 |
ほうきと塵取り | 切った髪を掃除するのに使います。 |
新聞紙 | 切った髪を掃除しやすいように床に敷きます。 フローリングの床なら不要ですが、畳や絨毯であれば敷いた方が掃除が楽になります。 |
事前準備
経験上、髪を切る数日前から、切りたい箇所を手で触りながらイメトレをしておくのがおすすめです。
これにより、ぶっつけでカットするよりも迷わずカットできるようになり、仕上がりもよくなります。
特に後ろ髪はカットしやすくなる気がします。
セルフカット開始
全体を漉(す)く
私は髪の毛が太く、量も多いので、まず全体的に漉きます。
毛の量が減るので、以降の作業量を減らすことができます。
ただし、漉きすぎるとガタガタになりがちなので注意してください。
前髪の切り方
前髪は適当にカットしてます。
多少変になっても、あとでジェルでごまかしがききます。
↓おすすめの無香料ジェル
やっぱり無香料がいいですね。
横側の髪の切り方
伸びた部分を手のひらで触ったり、指で挟んで”あたり”を付けながら切っていきます。
また、首を横に傾けて、重力で垂れ下がった髪の先っちょ部分を切ることもよくします。
耳の上の部分が切りづらいですが、指で髪をつまむと切りやすくなります。
くれぐれも耳を切ってしまわないように注意してください。
後ろ側の髪の切り方
セルフカットで一番難しいのが後ろ髪のカットです。
伸びた髪を手のひらで触って確認しながらカットしていきます。
切った髪が服に係らないように、仰向けに寝転がって切ったりもします。
最初はザクザク大まかに切っていき、徐々に丁寧にカットしていきます。
最終的には切り残しを指でつまみながらカットします。
慣れないうちは、仕上がりを身内や知人にチェックしてもらうといいでしょう。
カット後
カットしてから一週間くらいは、切り残しをチェックします。
切り残しに気づいたらカットして揃えます。
髪を洗って乾かした後に気づく事がよくあります。
逆に言うと、最初のカットの時に手をかけすぎると、切りすぎて変になりがちなので、数日かけて徐々に整えていくイメージで行う方がいいかもしれません。
終りに
慣れないうちは失敗することもあると思いますが、髪すきバサミなら多少下手くそでもそれほど不自然にならないですし、ジェルでごまかせば何とかなります。
(最悪の場合は坊主にしちゃいましょう。)
良かったら試してみてください。
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