先日雨の日に履いた靴をびしょびしょになった状態のまま、2~3日ほど放置していたところ靴から猛烈に白カビが生えてきました。
これまでこんなことは1度もなかったので驚きました。
このところ異常なほど湿度が高い日が続いているせいでしょうか?
10年以上履いている靴で、ろくに手入れもしなかったためボロボロの状態ですが、愛着がある靴なのでこの機会に一通りビメンテナンスを行いました。
以下は、あくまで合皮製スニーカーのメンテナンス方法なので、本革靴とは区別して行ってください。
アルコール徐菌
まずアルコールで除菌・除カビしました。
アルコールだと乾くのが早いのがいいです。
この段階でできるだけアルコールをしみこませて、殺菌してしまいましょう。
ただし、本革の場合はアルコール消毒液を使わないでください。
革に必要な油分を分解してとってしまいます。
本革には革専用の抗菌クリームやスプレーを使ってください。
ドクターショールの消臭・抗菌 靴スプレーは、372菌種の細菌・カビに有効で、効果の持続性についても高い評価を受けています。
靴を乾かす
通常は風通しのいい日陰に靴を置いて乾かすのですが、湿度の高い梅雨時は乾くどころかカビが再発生してしまいます。
なるべく早く乾かすために、クーラーの風が当たる場所に置いたり(クーラーの冷房は除湿も行います)、ドライヤーで乾かすなどしてください。
ただし、カビが死滅するのは100℃以上なので、ドライヤーをあてても徐カビ作用はありません。
革が変質することにもなりかねないので、ドライヤーを靴に当てすぎないようにして下さい。
靴専用の乾燥機もおすすめです。
当日に確実に乾きます。少し騒音がうるさいです。
靴墨を塗る
最後に靴墨を塗ります。
靴墨はいわゆる着色ワックスです。
塗料や染料ではないので、濡れたら次第に流れ落ちてしまいます。
定期的に塗ってあげる必要があります。
靴墨については特に合皮・本革の区別は必要ありません。
まとめ
すっかりきれいになりました。まだまだ履けそうです。
以上、カビが生えてしまった靴のメンテナンス方法についてでした。
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