保証人と連帯保証人は、債務者本人が例えば借金を返済できなくなった場合、代わりに返済の義務を負うという点では共通しますが、基本的に保証人は責任が軽く、連帯保証人は責任が重いという違いがあります。
もっとはっきり言うと、連帯保証人になると自分が借金するのとほぼ同じ立場になってしまいます。
特に重要なポイントは以下の3点です。
保証人と連帯保証人の主な違い3点
- 連帯保証人は、債務者より先に債権者から請求されても拒めません。
※保証人なら先に債務者本人に請求してくれと主張することができます。 - 連帯保証人は、債務者が返済できる状況でも債権者の請求を拒めません。
※債務者本人が払えるから債務者から取ってくれと主張できます。 - 連帯保証人は、債務者と返済額の相談もできません。
※保証人なら、自分の返済額を3分の1にしてくれと要求できます。
簡単に言うと、拒否や主張ができるのが保証人、できないのが連帯保証人ということになります。
まとめ
もし連帯保証人として記名する場合は、上記の点を理解したうえでしてください。
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