大根おろしは辛めが好きという方のために、大根おろしをより辛く摺り下ろす方法を紹介します。
大根は先端部分に辛み成分が多く含まれる
大根には、イソチオシアネートという辛味成分が含まれています。
この成分は大根の成長の初期段階の方が多く含まれています。
そのため、成長の初期の部分が残っている大根の先端に近い部分、特に皮に近い部分ほど辛味成分が多く含まれています。
逆に、葉に近い部分は大根の中では生育が進んでしまっているので辛味成分が減少しており、比較的甘いです。
また、イソチオシアネート(辛味成分)は生育環境が高温であるほど増加するので、夏ダイコンの方が辛味が強くなります。
このイソチオシアネートは、大根をすりおろして細胞が壊れることにより、化学反応が起こり初めて生成されます。
大根おろしに熱した鉄の棒を入れると辛くなる
もっと激辛にしたい場合は、熱く熱した鉄の棒を大根おろしに入れてみてください。
熱することで、大根の細胞が徹底的に破壊されて、辛味成分のイソチオシアネートが摺り下ろすよりも格段に生成されるため、ずっと辛くなります。
おろし金は素材が固く、目の細かいものがおすすめ
大根おろしをより辛くするためには、大根の細胞をたくさん破壊し、辛み成分を多く生成させれればいいのは上記の通り。
そのため、おろし金は素材が固いステンレス鋼製で、目の細かいものがおすすめです。
逆に甘くしたい場合は、柔らかい銅製のものがおすすめです。
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