自動車のタイヤの交換手順【しっかりメンテナンスすればタイヤ長持ち!】

自宅で行うタイヤの交換方法を紹介します。

交換の際にちょっとした手間をかけるとタイヤを長持ちさせることができますよ!

まず必要な道具を用意

  • ホイールキャップレンチ
    ホイールキャップ(ホイールカバー)を外すのに使います。

    ない場合はマイナスドライバーで代用できますが、マイナスドライバーだと外れにくかったりホイールカバーを傷つけやすいので、ホイールキャップレンチがおすすめです。

  • トルクレンチ
    ボルトを締めたり緩めたりするレンチです。

    強力な梃子(てこ)が効くので、クロスレンチ(十字レンチ)よりも断然楽にボルトを締めることができます。

  • 油圧式ジャッキ
    車体の上げ下げをします。

    3トンまで対応しているものならば大抵の自家用車に使用できます。

  • 小石取り用のキリ
    外したタイヤの溝に挟まっている小石取り用です。
    マイナスドライバーでもOK
  • タイヤカバー
    外したタイヤの収納用です。

    キャスター付きラックなら移動や収納が楽にできます。

交換するタイヤを配置しておく

タイヤは交換ごとに、負荷を分散させるため、取付位置を前後左右交互に入れ替えるようにします。

ホイールの裏側に油性マジックでメモしておくと、取り付けていた位置を忘れずにすみますよ。

ホイールキャップ(ホイールカバー)を外す

ホイールキャップを付けている場合は外します。

マイナスドライバーで外すとなかなか外れなかったり、キャップを痛める場合があります。

ホイールキャップレンチを使うとキャップを傷つけずに取り外すことができます。

KTC(ケーテーシー) アルミホイルキャップレンチ AH102

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ボルトを若干緩めます

ジャッキで完全にタイヤが浮くまで上げてしまうとタイヤががくがく動いて外しにくくなるので、まずある程度ボルトを緩めておきます。

トルクレンチは逆回転方向に回るようにスイッチしておきます。

ジャッキで車体を上げる

タイヤが浮くまで車体を上げます。

車体フレームのジャッキアップポイントにジャッキのサドル(爪の部分)が当たるように位置を合わせながら上げていってください。

ボルトを完全に外す

ボルトは砂などが付くとねじ部分を痛めてしまうので、布切れの上などに置くようにしてください。

タイヤを入れ替えます

タイヤを外して交換します。

手でボルトを締めます

トルクレンチの先端部分を外して、手でボルトを締めます。

タイヤが固定される程度に締まればOKです。

ボルトをがっちり締めます

ジャッキを少し緩めてタイヤが地面につくくらいまで落としてからボルトを締めます。

トルクレンチは正方向に回るようにスイッチを切り替えてください。

ジャッキを完全に下げます

これで1本目の交換が完了です。

他の3本も上記のように交換します。

外したタイヤの溝に挟まっている小石を取り除く

外したタイヤを収納する前に、マイナスドライバーやキリなどでタイヤの溝に挟まっている小石を取り除きます。

こうするとタイヤが長持ちします。

収納場所にタイヤを積み重ね、カバーをかけて保管

キャスター付きのタイヤラックを使うと、移動も楽で便利です。

持ち手付きのカバーもあります。

終わりに:交換したタイヤの空気圧チェックも忘れずに!

いかがでしたか?

タイヤを交換したら、空気圧を忘れずにチェックしてください。

うちでは近所のCOSMO石油に無料で使える空気入れがあるので、それを使わせてもらっています。

なお、油圧ジャッキが上がらなくなったら、ジャッキオイルが劣化している可能性があります。700円程度で買えるので交換してみてください。

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