先日、愛車のホンダフィットのバッテリーを新品と交換したので、その作業手順を紹介します。
愛車といっても、半年前からエンストするようになって、しばらくブースターで復旧させてごまかしごまかし乗っていたのですが、3か月前からそれも面倒になり、放ったらかし状態でした。
その間、親の車を借りていましたが、ようやく交換できました。
車は2011年10月(平成23年10月)発売モデルのフィットハイブリッドです。バッテリー交換はこれまで一度もしていませんでした。
古くなったバッテリーの型番は38B19L-M、これをN-60B19L/C6に交換しました。
フィット用のバッテリーとしては一番性能のいいもの(高速充電性能、大容量、長寿命)です。3年保証付きです。
作業前の準備
キーが回っている状態でないか確認してください。※私はエンストした際にキーを回したまま放置していました。危ないのであらかじめ確認してください。
用意するもの
- ゴム手袋(感電防止のため)
- スパナ(六角ボルト10mm用、T型レンチがおすすめ)
- 新品バッテリー:
パナソニック国産車バッテリー Blue Battery カオス 標準車用 C6 N-60B19L/C6
(または、パナソニック ブルーバッテリー カオスライト(CAOS LITE) CL/N-44B19Lでも可)
※RとLを間違わないように購入してください。フィットはLです。
作業手順
バッテリーを外す
ステー(固定金具)を外す
バッテリーを固定しているステーを外します。
ボルト(上下2か所)を緩めて、金属の棒の先っぽ(ひっかかっている部分)をくるっと回すと外れます。
ステーは末端が折れ曲がっていて、下の方でひっかかっています。
ボルトを全部外さなくても緩めれば取り外せます。
今回は普通のレンチでやりましたが、ボルト周りのスペースが狭いので、T型レンチがおすすめです。
サイズは10mmがちょうどいいです。
バッテリーの電極を外す
次に、バッテリーの電極をマイナス、プラスの順番に外します。
[box type=”kakomi” color=”pink” title=”必ずマイナス端子を先に外してください!” icon=”fas fa-exclamation-circle”]
マイナス端子が繋がっている状態でプラス端子を外している最中に工具がボディーに触れた場合、ボディーにはマイナス端子が直結されているため、回路が出来上がりショートしてしまいます。
バッテリーをショートさせると大電流が流れ、工具の持ち手に大火傷を負う場合も!
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まず、マイナスの電極を外して
次にプラスの電極を外します。
ボルトはステー同様、全部外す必要はありません。緩めれば外れます。
古いバッテリーを取り外す
両端子を外したらバッテリーを取り外します。
外れました。バッテリーは重いので取り外しの際は注意してください。
新しいバッテリーを取り付ける
バッテリーをセットする
今度は新しいバッテリーをセットします。向きを間違わないようにしてください。赤い方がプラスの端子です。
バッテリーの電極を取り付ける
バッテリーを今度は取り外すときと逆にプラス、マイナスの順に取り付けます。
※理由は上記と同じです。
キャップが被さっているので、取り外して端子を通します。
ボルトを締める最初は四角いナットがズレないようにナット部分を抑えながら締めると締めやすいですね。
持ち手が邪魔なので取り外します。取っ手のひっかかっている部分を下に押し下げるようにしたら外れました。
※なかなか外れにくいです。
しっかりと固定してください。
次ぎにマイナスの端子をつなぎます。黒いキャップを取り外して。
端子を通します。
この時点でカーナビの音声が…
以前、エンストした際にキーが回しっぱなしでした。作業前に確認すべきでした。
ボルトをしっかりと締めます。
ステーを取り付けバッテリーを固定する
バッテリーを固定するステーを取り付けます。外した時と逆の手順です。
まずは先端部分を下の方で引っ掛けてからボルトを締めます。
緩みのないようにしっかり固定してください。締めすぎるとバッテリーが傷つくのでほどほどに。
終りに
以上でバッテリーの交換は完了です。久々に自分の車を運転できました。やっぱり自分の車はいいですね。
作業時間は30分ほどでした。集中してやれば10分ほどで終わると思います。
それから作業後はエンジンルームに可燃物を置き忘れてないか確認してください。車両火災の原因となります。
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