円高や原油安による追い風で、今年の夏は海外旅行が人気だそうです。
行き先はハワイや、アジアが多く、国際情勢不安などを反映しヨーロッパ旅行は苦戦しているそうですが、
アジアでもインドネシアやマレーシア、インドなどイスラム過激派の活動地域となっており、近年テロが散発している国も多くあります。
今年夏の海外旅行者予想人数
インドネシア 4万人
マレーシア 3.2万人
(7月15日~8月31日/JTBが発表)
先日のめざましテレビにて、日本大学危機管理学科の福田充教授は、海外旅行で安全を確保するために以下のことを勧めています。
安全な場所を見つける
イスラム過激派にとっては、欧米のビジネスや文化に対して持っている嫌悪感から、外国人がたくさん生活する地区のレストランやライブ会場、ショッピングモールなどをターゲットにする傾向があるそうです。
先日のバングラデシュのテロ事件も、日本や各国の大使館が集まる地区にあり、多くの外国人客が利用するレストランで起きました。
旅行でそういった場所に立ち入る時は、まず非常口や避難経路を確認することが肝要とのこと。
滞在先の文化を知る
イスラム教には、お酒を飲んではいけないとか、女性は肌を露出してはいけないとか、豚肉を食べてはいけないなどの戒律があります。
そのようなイスラム教で禁じられている行動を取ると、過激派を刺激し、嫌悪されてしまう可能性があるので十分な配慮が必要となるとのこと。
たびレジへの登録
外務省が提供している海外旅行者向けのスマホアプリ「たびレジ」へ登録すること。
たびレジ登録ページ(公式)≫
滞在する国の安全情報や、大使館の連絡先などが確認できるそうです。
また、テロ事件など緊急時には外務省を通じて情報が届くなど、もしもの時に役立ちます。
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