田舎から都会(千葉市)に出てまず驚いたのは、新聞勧誘員の勧誘のしつこさとそのやり方の悪質さでした。
一度はドアをガンガン蹴られて警察を呼んだこともあります。
今でも当時を思い出すと腹が立ちます。
新聞を取る気がない人にとってはかなりのストレスですし、全く余計なストレスです。
そこで、今日は悪質な新聞勧誘員の撃退法を書きます。
特に来期から都会に出て初めて一人暮らしをする学生さんに読んでいただきたいです。
住居選び
まずは住居選びから。
勧誘員に狙われやすい部屋はなるべく借りないようにしましょう。
土地柄や、部屋の階数と位置、セキュリティー設備などによって狙われやすさは大きく変わってきます。
エントランスにオートロックの鍵がついたマンションは安心
1番いいのはエントランスにオートロックの鍵がついたマンションですが家賃は高くなります。
そういったところでも悪質な勧誘員は住人がドアを開けた隙に一緒に入ってくるケースもあるといいます。
学校の近くは狙われやすい
学生さんであれば、できるだけ学校の近くにアパートを借りたい思うかもしれません。
しかし学生街は新聞勧誘に最も狙われやすい地域です。
世間知らずのカモ=学生が密集しているからです。
なので、できれば学校から一駅二駅離れたところに借りることをお勧めします。
それでも学校の近くに借りたいといった場合は、その他の対策を考えましょう。
アパートの1階は狙われやすい
勧誘員が楽に来やすい立地、また、在宅であることをすぐ確認できてしまう部屋は避けましょう。
アパートの1階はその点狙われやすいと言えます。
ドアの前に自転車を置いていたり、ドアののぞき穴から光が漏れていたりすると、在宅であることがすぐばれてしまい、生活パターンも記録されて、しつこく何度も来ることになってしまいます。
できれば3階以上の部屋で、通りから室内の状況がのぞけない立地にある部屋を借りましょう。
勧誘員が来た際の対処法
基本は一切反応しないことです。
下手に言い負かして追い返そうなどとは思わないでください。
「既に新聞を取っている」、「電子版を取っているので必要ない」、「〇〇新聞は思想的に好きじゃない」などと言ってみたところで、悪質な勧誘員は聞く耳を持ちません。
脅(おど)したり、騙(だま)したり、泣き落としたり、色々な手を使って、あなたが根負けするまでしつこく勧誘してきます。
法律に疎い世間知らずの学生はいいカモだからです。
相手は生活がかかっています。必死です。
あなたから契約を勝ち取ることがただ一つの目的です。
決して軽くあしらえるなどとは思わないでください。
絡まれてストレスを受けるだけ無駄です。
新聞勧誘員がよく来るのは、多くの人が帰宅する平日夕方過ぎから夜の9時ぐらいまでです。
部屋の明かりで住人が在宅中であることを確認しやすいからです。
なので、光が漏れないよう、その時間帯に雨戸を閉めておくのも有効でしょう。
勧誘員が在宅中であることを確認できないようにすることが重要です。
そのほか住人が在宅であることが多い土・日・祝日の午前中にもよく来ます。
カメラ付きインターホンを取り付ける
インターホンはカメラ付きのものを取り付けることをお勧めします。
室内で訪問者の顔や声を確認できるもの、できれば記録できるものが良いでしょう。
ドアガードを付ける
ドアガードを付け、勧誘員にドアを開けさせないようにします。
10センチ以上ドアが開くものだと、そこに足をねじ込んでドアを閉めさせないようにしてきますので、3~5センチ程度開くものが良いでしょう。
ドアののぞき穴にカバーをする
外が暗くなると室内の光がのぞき穴から漏れ、在宅であることがすぐにばれてしまいます。
のぞき穴にカバーを付けて、室内の光が漏れないようにします。
のぞき見も防ぐことができます。
宅配ボックスを設置する
宅配員を装う勧誘員への対処法としては、宅配ボックスを設置するのも有効かもしれません。
宅配ボックスを設置する場合は、先に大家さんに許可を得てからにしてください。
通路の邪魔になるために宅配ボックスの設置を許可していない物件もあります。
ワイヤーでドア近くのパイプなどに固定して持ち逃げされないようにします。
保温性がよく、頑丈で鍵のしっかりしたものを選んでください。
近くに宅配便営業所や郵便局があれば、そこで荷物を受け取るように指定したり、コンビニ受け取りを利用することもおすすめです。
基本的にアポイントがない訪問者が来てもドアを開けないでください。
最近では、警察を装って部屋に押し入る強盗もいるといいます。
十分に警戒し可能な限り備えて下さい。
向こうから訪問してくる相手に対しては、性善説ではなく性悪説で考えましょう。
終りに:今だはびこる悪質な新聞勧誘員に可能な限り備えて安心な暮らしをおくりましょう!
悪質な新聞勧誘員は宅急便を装ったり、警察を装ったり、NHKの販促員を装ったりと色々な手を使って世間知らずの学生を騙してきます。
このような情報は新聞社が親会社のテレビ番組では取り上げられることもありません。
断る回数が増えるほど、ガラの悪い勧誘員が回されるようになるともいいます。
youtubeで「新聞勧誘員」「撃退法」と検索すると、悪質な新聞勧誘員の実際のやり方が分かるでしょう。
月3,000円とはいえ年間にすれば36,000円です。学生にとっては大金です。
時給1,000円のバイトなら、36時間働いて得られるお金です。
自分の生活のために有効に使ってください。
新聞を契約しなければならない義務など無いのです。
以上のような対策は、悪質な新聞勧誘員以外にも、NHKの販促員や、悪質な訪問販売員、怪しげな宗教の勧誘、強盗などに対しても有効です。
ただし、NHKの販促員に対してはまた別の対策が必要なので、もしNHKと契約したくないという方は立花さんという方のYouTube動画を見て勉強してください。
「NHKから国民を守る会党」代表の立花孝志氏のYoutubeチャンネル
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