長引く咳を抑えるには?【咳ぜんそく対策】

先日、風邪をひきまして、数日で寒気や体のだるさなどは治ったんですが、2週間以上咳が止まらないまま続いている状態です。

ドラッグストアで店員さんおすすめの咳止め薬を購入して服用してみましたが、全然効果がありませんでした。

医者にはなるべく行きたくないので、なんとか自力で長引く咳を止める方法を調べてみました。

咳といっても種類があり、私の場合は、寝冷えしたせいで風邪を引いたのが原因で、喉が炎症を起こして痰も少し出ている状態です。

5月頭は、蒸し暑くなったかと思えば、また寒くなるといった日が続きましたが、こういった季節の変わり目は風邪をひきやすいそうです。

長引く咳を治すしかも、咳をするほど炎症がさらにひどくなり、治りにくくなっている状況です。

風邪やインフルエンザなど感染症が原因の咳は、通常3~4週間ほどで収まります。

4週間以上こういった咳が長引く場合、咳ぜんそくと呼ばれる気管支の病気が疑われます。

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咳ぜん息とは、長引く咳の原因として、最近注目されている病気です。

慢性化した咳の約4割が、咳ぜん息だそうです。

咳ぜん息では、痰(たん)がほとんど出ない乾いた咳が続きます。

ぜん息特有の「ゼーゼー」「ヒューヒュー」というぜん鳴呼吸困難はありません。

子どもから高齢者まであらゆる年代で見られますが、子どもよりも大人に、男性より女性に多く見られる傾向があります
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あるいは、肺炎などもっと重い病気が原因であることも考えられます。

とにかく、今回は風邪のようなウイルス感染が原因で起こる長引く咳を抑える方法のうち、手軽にできるものを紹介します。

咳を抑える方法

  • 喉の炎症を抑える
  • 痰を抑える
  • カラダの免疫を上げる
  • 咳が出にくい環境にする
  • 呼吸に気をつける

それぞれの方法について解説します。

喉の炎症を抑える

喉に炎症があると、刺激に敏感になり、呼吸で空気が喉を通ると、異物が侵入したと勘違いして反射運動で咳が出てしまいます。

咳の回数を抑える

激しい咳を何度もすると、更に炎症が酷くなってしまいます。

咳の回数を抑えたり、咳の仕方を抑えめにするなど工夫して、なるべく喉に負担のかからないようにしましょう。

喉を刺激しないものを食べる

なるべく喉に刺激の強い食べ物は避けましょう。

  • 香辛料(からし、わさびなど)
  • 酸味の強いもの(酢、柑橘類など)
  • 炭酸飲料
  • アルコール
  • 熱すぎるもの、冷たすぎるもの
    (鍋料理、アイスクリームなど)

トローチはおすすめ

のどの痛みや炎症を抑え、不快感を解消してくれます。

さらに、殺菌・消毒作用により細菌の侵入を防ぎます。

価格も比較的安価です。

口中でかまずにゆっくり溶かして服用すると、長時間作用します。

2時間おきに1日に6錠を服用してください(※15歳以上の場合)。


痰を抑える

痰の原因となる食べ物を食べない

辛い物

咳によくない食べ物辛いものは喉の粘膜に負担をかけ、乾燥を進ませるほか、内臓へ強い刺激を与え、咳を誘発してしまいます。

牛乳

咳によくない食べ物牛乳を飲むと痰が絡みやすくなり、咳込む原因となります。
※バター、チーズなど、他の乳製品も同様の症状を招くので注意。

ウーロン茶

咳によくない食べ物ウーロン茶に含まれるポリフェノールは油を溶かす作用があり、喉の粘膜が乾燥しているときに飲むと、必要な油分まで洗い流してしまいます。

痰を取る

レモン水+ハチミツ

痰を取り除く食べ物レモン果汁の酸が痰を分解します。

コップ1杯のお湯に小さじ2杯のレモン果汁を加えます。

そこに大さじ1杯のハチミツを加えれば、喉への刺激も緩和するでしょう。

パン

痰を取り除く食べ物パンを食べることで喉に絡まっていた痰が胃に押しやられます。

りんご酢

痰を除去する食べ物リンゴ酢には、殺菌作用や、痰を取り除く作用があります。

また、喉の炎症も和らげてくれます。

小さじ1杯のりんご酢を飲んでみてください。

りんご酢にも色々種類がありますが、りんごだけで造られた純りんご酢がおすすめです。


室内環境をよくする

掃除する

ダニも咳の原因にホコリダニなどのいわゆるハウスダストも長引く咳の原因となります。

特に寝床周辺はダニが繁殖しやすく、また、咳が出やすい夜間に過ごす場所なので、念入りに掃除しましょう。

といってもダニは生命力がかなり強く、布団を天日干ししたり、掃除機をかけた程度では死滅しないそうです。

ダニは高温に弱く、50度以上の温度で30分ほど、または60度なら一瞬で死滅するといいます。

炎天下の自動車内は50度以上になるので、布団を入れて置くと効果が見込めます。

よかったら試してみてください。

ダニを除去する洗剤も販売されています。

タオルケットや布団カバーなどはこれで除去できそうです。

部屋の温度を上げる

風を出さない暖房器具体温と外気の温度差があると、呼吸で空気が喉を通る際に炎症部分を刺激したり、気管支が縮んで気道が狭くなり、咳が出る原因となります。

室内は温かくしましょう。

暖房器具は風を出すエアコンではなく、ヒーターやストーブがおすすめです。

加湿する

空気が乾燥していると、ノドの粘膜が乾いて炎症をおこしやすくなります。

また、ウイルスを防御する力も衰えてしまうので、加湿器などで室内の乾燥を防ぎましょう。

マスクをする

マスク暖房器や加湿器がない場合は、マスクをすることで冷たく乾いた外気を直接吸い込まずに済み、咳を抑えることができます。

もちろん、空気中のウイルス飛沫をカットする効果もあります。

スチーム効果でのどをうるおす、ぬれマスクというものも販売されています。


カラダの免疫力を上げる

カラダの免疫力が高いと、風邪をひきにくくなるだけでなく、病状からの回復力も高くなります。

日頃から免疫力を高める生活を心がけましょう。

免疫力を高める食べ物

ヨーグルトや納豆などの発酵食品

免疫力を高める食べ物納豆には免疫力アップに役立つアルギニンというアミノ酸が豊富に含まれています。

納豆のねばりに含まれる納豆菌には、体に有害な菌を抑えて腸内環境を整える働きがあります。

ヨーグルトは腸内環境を整える乳酸菌が豊富で、免疫細胞が集まる腸内環境を整える効果も期待できます。

きれいな人はみんなやってる!「腸活」

にんにく

にんにくは免疫力を上げるにんにくには免疫力向上に役立つ有機ゲルマニウムが含まれています。

有機ゲルマニウムには免疫細胞を活性化させるインターフェロンというたんぱく質を増加させるはたらきがあります。

また、にんにくの匂い成分であるアリシンには免疫細胞の敵である活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

やわたの【黒香醋にんにく】

トマト

トマトは免疫力を上げるトマトに含まれる赤色のもととなる天然色素のリコピンには強い抗酸化力があります。

免疫細胞を活性酸素から守り免疫力低下を予防してくれる効果が期待できます。

キュキュッとスッキリ!【メグリスリコピンプラス】

バナナ

バナナは免疫力を上げるバナナには、免疫細胞を増やすオイゲノールという香り成分が含まれています。

また、バナナに含まれる食物繊維やオリゴ糖には、便秘を解消して腸内環境を整える働きがあります。

にんじん

人参は免疫力を上げるにんじんは野菜の中でも、β‐カロテンを多く含んでいるのが特徴です。

このβ‐カロテンは体内でビタミンAに変わります。

ビタミンAは、視力を保ったり、免疫力を高める作用があります。

レバー

レバーは免疫力を上げるレバーには鉄分や亜鉛といったミネラルが豊富に含まれています。

これらのミネラルは免疫細胞を作る際に必須となる栄養素です。

キノコ類

キノコは免疫力を上げるきのこに含まれるβ-グルカンは、樹状細胞やNK細胞といった免疫細胞を活性化させ、免疫力を高める作用が期待できます。

また、きのこ類は便通をよくして腸内環境を整える食物繊維を豊富に含んでいます。

海藻

海藻類は免疫力を上げるめかぶ昆布などの粘り成分の中には、フコイダンという食物繊維が含まれています。

フコイダンは、免疫細胞であるNK細胞やマクロファージを活性化させる働きがあります。

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日光を浴びる

日光でビタミンDが作られる日光(紫外線)を浴びると体内でビタミンDが作られます。

ビタミンDは人間が合成できる唯一のビタミンです。

このビタミンDは、ウイルス感染を抑えてくれるインターフェロンやカテリジンの増加をうながし、免疫力を高めてくれます。

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睡眠を十分にとる

睡眠睡眠は、日中に疲労した脳や体を休めて、回復させます。

睡眠不足が長期化すると免疫力が低下し、がんや感染症になりやすくなってしまいます。


その他

鼻毛は抜きすぎないこと

鼻毛は空気を吸い込むときに、ウイルスや細菌を通さないようにしてくれる大事なものです。

鼻毛がないと、ウイルスやほこりが喉まで素通りになってしまい、咳を誘発するほか、病気にも罹(かか)りやすくなってしまいます。

伸びて鼻から出た分をカットするのは問題ありませんが、鼻の奥までカットしすぎたり、抜きすぎないようにしましょう。

もし、鼻毛を切りすぎてしまった場合は、マスクをすると呼吸が楽になります。

まとめ:咳の原因が感染症以外の場合は病院へ

というわけで、長引く咳を止める方法をあれこれ紹介しました。

私の場合、上記を実践して2~3日でだいぶ咳が楽になりました。

咳の原因が風邪による喉の炎症でない場合は、上記の方法は役に立たないかもしれません。

その場合は病院で診察を受けてください。

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