先日、テレビのアンテナ線(同軸ケーブル)のプラグを付け替えました。
といっても、古いケーブルのために規格がプリントしておらず、4Cか5Cか判別できなかったため、当てずっぽうで5Cのプラグを買ってきましたが、これが間違い。
ケーブルは4Cでした。
仕方がないので、4Cのケーブルに無理やり5C用のプラグを取り付けることにしました。
というわけで、テレビのアンテナ同軸ケーブルのプラグ(F型接栓)取り付け方法です。
↓ ↓ ↓
1.ケーブルの先端から10mm分の被膜(ゴム)を取り除きます
カッターで切り込みを入れて、ケーブルの先端から10mmまでのゴムの被膜を取り除きます。
2.かしめリングをケーブルに通します
かしめリングをこの時点でケーブルに通しておいてください。
3.ケーブルの先端から8mmまでの網線と絶縁体(白の発泡ポリエチレン)を取り除きます
ニッパーやハサミなどで絶縁体に切れ目を入れて取り除きます。
絶縁体取り除く際、銅線にはゴミが付かないようにしてください。
網目はプラグの筒が入りやすいように外側にめくってください。
4.プラグをケーブルに差し込み、かしめリングを締めます
プラグの筒部分をケーブル(網目と薄いアルミテープの間※アルミテープがないケーブルもあります)に差し込みます。
規格が合わない(プラグの方が大きい)ため、プラグの筒部分がそのままでは入らないので、カッターで10mmほどゴム部分に縦の切れ目を入れました。
理想は網目とアルミテープ(絶縁体を覆っている薄いアルミ)の間にプラグの筒部分を差し込むことですが、網目とプラグ先端がしっかり接触していれば機能しますので大丈夫です。
かしめリングをペンチで締めて圧着し、外れないようにします。
ケーブルの規格による太さの違いは?
そもそもケーブル規格はケーブルの太さ(直径)で判別できるそうです。知りませんでした。
- 3Cは、直径5.4mm
- 4Cは、直径6mm
- 5Cは、直径7.4mm
- 7Cは、直径10mm
5.絶縁テープでケーブルの切れ目を覆って作業完了です
これで問題なくテレビが付きました。
プラグが無駄にならなくてよかった。
かしめで締めるのが面倒という方には「かんたんF型コネクター」がおすすめ
かしめリングタイプと比べて少しだけ値段が上ですが、外して何度も使えるのでお得だと思います。
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